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#384.新しい裁断法によるパンツ その七

Posted by KINN Tailor on 10.2019 裁断の話   0 comments   0 trackback
 アイロンワークは、まず後身頃から始めます。

⑮二つに分けた後身頃を縫い合わせる

・躾糸で止めます。
・ミシンを掛けます。
・縫い合わさりました。


⑯生地を重ね準備をする
505152.png
・縫い合わせた所をアイロンで割ります。
・2枚の生地を中表に重ね合わせます。
・裁断の際に股下に絞りを取った為、通常よりも内股のシャクレが
 少ないのがわかります。その分アイロンワークが少なる訳です。


⑰ふくらはぎから腿にかけてのクセを取る
535455.png
・ふくらはぎの所は特に細工がありませんので、通常通りクセを取ります。
 内側の膨らませたい箇所を手で掴み、ふくらはぎに合わせて裁断した所
 をアイロンで内側へ追い込みます。
・腿のクセを取ります。お尻の下が凹むように、脇縫い目を引っ張りながら
 生地を上へ引き上げます。
・その上を脇に張り出させるように、更に引き上げます。


⑱繰り返しクセを取る
565758.png
・ふくらはぎから腿にかけて、クセが取れるまで繰り返します。
・腰の繋ぎ目の所が前側に向くように、外に向かってクセを取ります。
*まだ、切り離した上の生地は付いていません


⑲生地を返し、反対側からもクセを取る
596061.png
・生地を裏返します。
・ふくらはぎから腿にかけてクセを取ります。
・腰の継ぎ目迄、外側にクセを取ります。


⑳クリのクセを取る
626364.png
・お尻の所を立体的にする為、先を内側に入れます。
・先を内側に入れると弛みが出るので、それを外側に寄せます。
・クリの形を整えます。
*このクセ取りが、下図イラスト「f」のクセ取りの代わりです。
 後ろ身頃を分けシャクリを入れた為、クリのクセを取るだけで股下の
 クセも取れる事になります。

    後身頃アイロン**
㉑裾のクセを取る
656970.png
・裾口が綺麗に仕上がるように、外側に向かって順次クセを取って行きます。

㉒後身頃を折り、クセを取る
717376.png
・後身頃を半分に折ります。
・全体に、仕上げのクセ取りをします。
・裾もしっかりクセを取ります。


 後身頃のクセ取りが終わりました。次回は前身頃のクセ取りをします。

〈つづく〉


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プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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