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#383.新しい裁断法によるパンツ その六

Posted by KINN Tailor on 27.2019 裁断の話   0 comments   0 trackback
 前々回(平成最終週)、前身頃の修正迄が終わりましたので、今回はその
続き…後身頃の修正から説明したいと思います。

⑦後身頃の型紙に、分ける所の印を付ける
192021.png
・下側は全体の太さの約1/4(今回は7cm)の所に印を付けます。
・お尻のクリ幅の約2/3(今回は10cm)の位置に印を付けます。
・これらを直線で結びます(太い方を脇側、細い方を股側とします)。
*脇側にチョークを入れますが、後から切り離す腰からダーツ下迄の所を
 折ります。この折ったラインの所にポケットを作りますので、ラインから上
 に口布分として4cm取れるように型紙を置きます。 


⑧脇側のチョークを入れる
222324.png
・線を引いた所を折り、チョークを引きます。
・脇側が書けました。
・股下の絞りを取るため、上から約10cmの所に1cm位 しゃくれるように
 修正を入れます。


⑨脇を修正する
2526.png
・内側の修正が終わりました。
・脇を2.5cm広がるように修正します。


⑩股側の型紙にチョークを入れる
272829.png
*残った生地で他のパーツが取れるかを確認する為に、先程書いた脇側の裾
 の折り返し分を確保してから型紙を置くようにします。
・股側のチョークを入れます。
・こちらも同じく2.5cm広がるように修正します。


⑪修正する
303132.png
・広がりました。
 ここでも残りの生地の量を正確に知る為、先に縫い代を取ります。
・股下の絞りを取る為に、先程と同じように上から約10cmの所に1cm
 しゃくれるように修正します。
・修正が終わりました。


⑫腰からダーツの下までを切り離す
333435.png
・ダーツをなくす為、腰から約7~7.5㎝の所で切り離します。
・切り離した型紙を元にして、ダーツ分後ろの中心側がカーブしている
 型紙を作ります。
*先程説明したように、ここにポケットを作るので、向こう布4cmが付いた
 型紙にしました。
・チョークを入れます。


⑬縫い代を入れる
363738.png
・パーツが描き上がりましたので、縫い代を描き入れます。
・カットに不要な線を消します。


⑭カットする
3940.png
・カットしていきます。
・これで裁断が終わりました。


🔳裁断された各パーツ


 次回はいよいよ、アイロンワークに移ります。

〈つづく〉


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プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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