Loading…

#305.スポーツジャケットの仕立て その五

Posted by KINN Tailor on 28.2016 ジャケットの話   0 comments   0 trackback
 前回に続き、袖の縫い込みについて説明します。


 ①山袖の前は7mm、山から後は1.5cmにします。仮縫い後は7mmにカット
  します。
 ②下袖の前は7mm、後は2.5~3cm付け、仮縫い後も付けて置きます。
 ③下袖のクリに1.5cm付けておきます。これは後からアームホールを小さく
  したい時など必要になります。
 ④袖口には10cm付けます。私の場合、本切羽でなくても本切羽の時と同じ
  作りをするので、必要になります。
イラスト袖縫込み**

 後から直しをする事を考える・・・と言うと、どうもサイズアップする事
と思われがちです。もちろん胴周りを広げるなどの事例はとても多いので、
その分縫い込みが必要になりますが、それとは別に後になって襟周りを修正
したくなったりする事などが案外多いので、襟付けの所や後身頃の裾などに
余分に縫い代を付けておくと、大きな補正をする事ができる訳です。
 また、昔の肩が大きいデザインを小さく直したい・・・などの時に必要に
なって来るのが、サイバラや下袖の上の縫い込みなのです。
 例えばアームホールを小さく、袖を細くする時など、この縫い込みがない
とできません。縫い代は大きくする時に必要なだけでなく、小さくする時に
も必要
になる時があるのです

◇チョーク〜裁断
チョーク→鋏1→鋏2→パーツ
※ほつれ易い生地なので、チョークの外側を切ります。

◇パーツに分かれました
ピンが合ってないか?
※チョークが残り難い生地なので、すぐに躾糸を入れます。


 次回は、について説明します。

〈つづく〉


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://kinntailor.blog98.fc2.com/tb.php/414-71b9bdd3

プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR