Loading…

#295.フロックコートの仮縫い その弐

Posted by KINN Tailor on 12.2016 礼服の話   0 comments   0 trackback
 先週は前身上部まで解説しました。今週はその続きを・・・・


⑤前身頃に背中(半身)を付けます。
フロック イラスト**
※この時、前身と背中を中表に合わせて縫いますが、そうすると背のカーブ
 (ダルマと呼んでいる)とサイバラのカーブの向きが逆になるので、綺麗な
 カーブ
になるように注意して付けなければなりません。


写真1 背中が付きました。


次にスカートを付けます。
写真2→3→4
 前身とスカートを中表にして縫い合わせたら、スカートを下に下げて押さ
 え縫い
をします。次にスカートの後ろ側と背のタンザクを縫い合わせます。
※スカートには2本ダーツを取ります。このダーツの位置をサイバラを付ける
 位置と合わせる事が多いようですが、私共の場合は合わせないようにして
 います。それは、スカートを膨らませる量によってダーツを取る位置が変
 わる
可能性があるからです。



裏返してタツを芯に止め、スカートの持ち出しを止めます。
写真5→6
⑧身頃の半分が仕上がりました。


背中同志を縫い合わせ、タンザクの処理をします。
※タンザクは「♯273金洋服店とモーニング その七」で紹介したように、
 実際の仕上がりのようにします。

写真7,7→8
続いて、肩を入れます
※私共の肩入れではお馴染ですが、後の肩は2cmイセてあります。


身頃の襟付けの長さを計り、型紙を起こして襟を作ります
写真9→10
※同じお客様の服でも、毎回長さを計り、襟の型紙を起こします。


⑫襟を付けます。
写真11→12
※こちらもお馴染のプルダウンです。


⑬フロックコートの仮縫いが仕上がりました。
写真13,14

 〈つづく〉




  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://kinntailor.blog98.fc2.com/tb.php/402-2cb0e88e

プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR