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#193.工作の話 その参 競技会

Posted by KINN Tailor on 25.2014 懐かしい話   0 comments   0 trackback
 エンジン付きの模型を作るようになってから、新しい模型屋さんにも行く
ようになりました。

 その店は色々な競技会に出ていて、私たち(例のACORN模型倶楽部)に
も盛んに参加するように勧めてきました。そこで、仲間と相談してまず沼津
で開かれる飛行機の会に出てみる事にしました。友人2人は“Uコントロール
競技”
、私は“フリーフライト競技”に出場しました。
 フリーフライトは、胴が細く翼の長い飛行機を、限られた燃料でどれだけ
長く飛ばす事ができるか…滞空時間を競うものです。私が出場したのは燃料
制限が20ccのクラスでした。
 燃料はガソリンではなく、メタノールとニトロメタルの混合でした。取り
扱いが難しく、特にスタートさせるのにはコツがいりました。プロペラを回
してエンジンをかけるのですが、この回し方が問題で、ある程度力を入れて
タイミングよくしないとエンジンがかからないので、こういった大会の時は
ハラハラしたものです。
 上手くエンジンがかかると、飛行機自体は軽いのでどんどん上昇していき
ます。そして燃料がなくなった後はグライダーと同じようになりますので、
そこでどれだけ風に乗って長く飛んでいられるか・・・を競う訳です。
 この日は悪天候という事もありましたが、結果は3位に終わりました。

フリーフライト**

 他の仲間は…前半はかなり上手に飛ばしていたのですが、初めての大会で
慣れていなかったのか、二人共途中で操縦ミスをして、墜落させて飛行機が
大破してしまいました。
 残念な結果に終わりましたが、私たちはこの初めての大会を大いに楽しみ、
また次も挑戦しようと話しながら、壊れた飛行機を直していました。すると、
そこで私たちに声を掛けて来た人がいました。その人は清水にある商船学校
の先生で、「模型のモーターボートの大会があるから出てみないか」という
お誘いでした。
 模型の船は作った事がありませんでしたが、とても魅力的なお話で興味を
持ちました。後日模型屋さんのご主人に相談してみると「まだうちの会から
は誰も出ていないので、是非参加してみて下さいよ!」と勧められたので、
作って参加することに決めました。
 色々な模型の本を参考にして設計図を描いて作り始めました。モーターは
昔鉄道の模型を作った時の物を使い、単一の乾電池を6本積む事にしました
ので、全長が70cm位ある大きな物になりました。
 本体は木で上に紙を貼り、防水用のラッカーを塗りました。スクリューは
買いましたが、舵は木を削って作りましたし、木は飛行機用の物を使いまし
たので、あまり費用はかからずに作る事ができました。
 船の模型は全くの手探りでしたので何度もやり直しをして、かなり苦労を
した記憶があります。それでも大会まで3ヶ月近くあったのと、お隣の家に
広い庭があり、そこに大きな池もあって、好きな時に自由に実験させて貰え
たのが幸いでした。
 試行錯誤の結果"やっとの事"で第一号が完成し、大会に出る準備が整いま
した。
 この続きは、次回お話しする事にしましょう。
船設計図**


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プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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