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#161.年越しの話

Posted by KINN Tailor on 06.2014 懐かしい話   0 comments   0 trackback
 あけましておめでとうございます
 お天気に恵まれ、とても気持ちの良いお正月を迎えられました。
 今年はいよいよ私の製図本が発売される…大変大きな出来事で始まる年です。
一年しっかり頑張りたいと思います。

 さて、皆さんはどのような大晦日をお過ごしになられたでしょうか。
 私は昔から「紅白」は見ませんので、大晦日というと「ベートーベンの第九」
の印象の方が強く残っています。
 子供の頃は"大晦日"というと何かとても特別な日のような気がしていました。
その日だけは遅くまで起きていて良く、除夜の鐘の放送を聞いたりしたものです。
当時はラジオの時代でしたから、今のように色々な番組がある訳ではありません。
娯楽番組というと落語がお決まりで、「掛け取り」や「芝浜」だのの話を聞いた
のを覚えています。
 私の母が子供だった頃(明治40年位)の大晦日の習慣で、ちょっと面白い話を
聞いたことがあります。
 その頃もやはり大晦日は特別な日だったようで、子供が遅くまで起きていても
叱られなかったそうです。そして近所の友達が集まって、近くの家の周りをぐる
ぐる回りながら「大晦日の晩に寝る奴は馬鹿だ!」と歌を唄い歩くのだそうです。
 これは母達だけがやっていたことではないようで、当時は割と多くの子供たち
がやっていたらしいのです。ちょっと不思議な年越しの習慣です。
 私が仕事をするようになってからは、(以前にも書いたように)大晦日は仕事
が沢山あるので、作業しながら年を越すのが通例でした。
 その頃に比べると、今は仕事を29日頃に終わらせて掃除をしたり、お飾りをお
供えしてから大晦日を迎えていますから、ゆったりとしています。
 ただ元旦には皇居東宮御所各宮家新年の記帳に伺うので、仕事をしてい
なくても年末からどこか旅行に行ったりする事はできません。
 そして私はどうしても昔の習慣からか、年が明けてから年賀状を書くべきだと
思っていますので、お正月はまず年賀状を書かなければなりません。
 この期間は、都内は道が空いていますし静かですから、何処にも出かけずに家
でみかんを食べながら年賀状を書くのが"私のお正月"という事にしています。

お飾り
作業場のお飾り


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プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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