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#144.お盆の話

Posted by KINN Tailor on 02.2013 懐かしい話   0 comments   0 trackback
 以前は…分からない事などがあると、辞書を調べたり、専門書に頼ったり
しましたが、最近はパソコンですぐに検索ができ、本当に便利になったもの
だと思います。

 先日、前から気になっていた人物について調べてみました。
「河村瑞賢(かわむらずいけん」という人なのですが、子供のころラジオで
「河村瑞賢が、お盆の”お迎え”の習慣を作った」と聞いた記憶があったから
です。
 毎年お盆の時期になると思い出すのですが、結局いつも調べるのを忘れて
しまっていました。今年は「調べる事を忘れずに!」いたので、検索してみ
ました。
 すると…大層立派な方で、航路開拓治水工事など数多くの偉業を成した
方でした。
 ただ残念なことに、「お盆」についての事には全く触れられていませんで
したので、知りたかった事は結局分からず仕舞いでした。
 なぜ調べようと思ったのかというと…私には田舎がありませんので、家族
で帰省す事もなく、親戚も近くに居ますので、特別に集まったりもしません。
 それでも、旧盆に合わせて"迎え火""送り火"を焚くようにしていますので、
「お盆」と云うと、この「お迎え」が唯一の行事になる訳です。
 私の家の周りは比較的一軒家が多い方で、古くからあるお家もあるのです
が、あまり迎え火や送り火をしているのを見ません。
 都会だからなのか、田舎に戻られた時になさっているのか?…宗教的な事
からなのかは分かりません。きっと私の周りだけではなく、全般的にもこの
行事をしない人が多くなっているのでしょう。
 …と云うのも、以前はお盆近くなると何処ででも「お盆セット」のような
物を買う事ができましたが、最近は迎え火に使うオガラ(麻幹)までセット
にして売っているお店はなかなかありません。マンション住まいの方などは
やりたくても難しい…と思うので、そんな事も迎え火を焚かない理由なのか
も知れません。

 子供の頃、こんな事がありました。
 お盆明けに「お迎え〜! お迎え〜! お迎え〜!」と一寸節を付けて言いな
がら回って来る人が居たのですが、最初は何の事だか分かりませんでした。
その頃は幼な過ぎて、お盆そのものをよく理解していなかったのでしょう。
 少し大きくなってから「お盆に仏様にお供えした物を集めに来る人」だと
いうことを教えて貰い、その頃から少しずつお盆が分かってきたように思い
ます。
 そして御殿場に行くようになってから、それこそ”昔ながらのお盆”を体験
する事ができました。
 お迎えは、提灯を持って近くの川まで仏様を迎えに行ったりしました。私
の家には、御殿場でお迎えする仏様はいませんでしたから、近所の人のお迎
えについて行ったのですが、とても貴重な体験だったと思います。
 
 当時のお盆(私達の)は今よりも時期が少し遅めで、大体8月19日頃から
でした。
 そして、8月23日がお盆明けで、24日には近所でお地蔵様のお祭りがあっ
て…それが済むと「今年の夏もおわりだな〜・・・」と思ったものです。
 最近は、猛暑というか酷暑続きなので、夏が終わるとホットする感じです
が、まだ9月ですから、当分「夏が終わった」と感じられる気候にはなって
くれそうにありませんね。


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プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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