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#114.懐かしい話 乗り物その弐

Posted by KINN Tailor on 04.2013 懐かしい話   0 comments   0 trackback
 鉄道の駅を思い浮かべても、今とは随分違ったな…と思います。

 まず改札口には、切符を切るために駅員さんがいました。その駅員さんが
持っているのは特別な形をした鋏で、切口も何種類かあったように記憶して
います。この鋏で切るために昔の切符は厚かったと聞いた事があるのですが、
かなりの力とコツが要ったのではないでしょうか。
 主要駅のラッシュの時などには、相当な数の切符を切っていたと思うので
すが、当時は沢山改札ができる人が表彰されていた位でした。
 今のように自動改札機があって、カードをかざすだけの時代が来るなんて
全く想像ができませんでした。これもカードが普及したからでしょうか。
 何しろ洋服にしても、”裏かくし”に財布を入れるという事があまり重要視
されない所もあると聞いているので、私にとっては正に驚きです。つまり、
現金を使うという事が著しく減ってきたのだと思われます。

 現金と言えば、昔は大きな駅になると必ず両替屋がありました。ちょっと
立派な窓口があって「両替商」という看板が出ていました。これは今のよう
に外貨に替えるというのではなく、日本円を日本円に両替する店で、しかも
有料!なのです。
 今では信じられないような商売ですが、当時は当たり前で、私も利用した
事があります。昔はこの両替商のように、その時代だからまかり通っていた
商売というのが沢山あったように思えます。
 固定電話の債券などもそうで、随分お金のかかった物だった気がします。
今は携帯電話の普及で固定電話を利用する人も少ないようですし、電話会社
も幾つもありますから当時とは状況が違いますが、電話債券・・・一体あれ
は何だったんだろう?…と不思議に思わずにはいられません。

 ちょっと話が"脱線"しましたので、乗り物の話に戻しましょう。
 私は子供の頃から乗り物に興味があった方で、特に鉄道は大好きでした。
最近では鉄道マニアなる方々が多くいらっしゃって、各地の鉄道を乗りに行
かれたり、写真を撮られたりされているようですが、私はそこまでの域では
ありません。
 そもそもの始まりは、子供の頃にデパートに行った時に鉄道模型を見たの
がきっかけでした。
 その模型は当時としては大変上等なもので、本物の機関車そっくりに作っ
てあって、線路や信号なども揃っていました。何でもこのデバートの特製で、
専門の職人さんに依頼したとかで、大変手の込んだ物だったのです。
 他では見た事もないくらい良くできていて、子供の私と兄はすっかり魅了
されてしまったのです!
 この続きは次回、その参でお話ししましょう。


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プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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