Loading…
#383.新しい裁断法によるパンツ その六
前々回(平成最終週)、前身頃の修正迄が終わりましたので、今回はその
続き…後身頃の修正から説明したいと思います。
⑦後身頃の型紙に、分ける所の印を付ける

・下側は全体の太さの約1/4(今回は7cm)の所に印を付けます。
・お尻のクリ幅の約2/3(今回は10cm)の位置に印を付けます。
・これらを直線で結びます(太い方を脇側、細い方を股側とします)。
*脇側にチョークを入れますが、後から切り離す腰からダーツ下迄の所を
折ります。この折ったラインの所にポケットを作りますので、ラインから上
に口布分として4cm取れるように型紙を置きます。
⑧脇側のチョークを入れる

・線を引いた所を折り、チョークを引きます。
・脇側が書けました。
・股下の絞りを取るため、上から約10cmの所に1cm位 しゃくれるように
修正を入れます。
⑨脇を修正する

・内側の修正が終わりました。
・脇を2.5cm広がるように修正します。
⑩股側の型紙にチョークを入れる

*残った生地で他のパーツが取れるかを確認する為に、先程書いた脇側の裾
の折り返し分を確保してから型紙を置くようにします。
・股側のチョークを入れます。
・こちらも同じく2.5cm広がるように修正します。
⑪修正する

・広がりました。
ここでも残りの生地の量を正確に知る為、先に縫い代を取ります。
・股下の絞りを取る為に、先程と同じように上から約10cmの所に1cm
しゃくれるように修正します。
・修正が終わりました。
⑫腰からダーツの下までを切り離す

・ダーツをなくす為、腰から約7~7.5㎝の所で切り離します。
・切り離した型紙を元にして、ダーツ分後ろの中心側がカーブしている
型紙を作ります。
*先程説明したように、ここにポケットを作るので、向こう布4cmが付いた
型紙にしました。
・チョークを入れます。
⑬縫い代を入れる

・パーツが描き上がりましたので、縫い代を描き入れます。
・カットに不要な線を消します。
⑭カットする

・カットしていきます。
・これで裁断が終わりました。
🔳裁断された各パーツ

次回はいよいよ、アイロンワークに移ります。
〈つづく〉
続き…後身頃の修正から説明したいと思います。
⑦後身頃の型紙に、分ける所の印を付ける

・下側は全体の太さの約1/4(今回は7cm)の所に印を付けます。
・お尻のクリ幅の約2/3(今回は10cm)の位置に印を付けます。
・これらを直線で結びます(太い方を脇側、細い方を股側とします)。
*脇側にチョークを入れますが、後から切り離す腰からダーツ下迄の所を
折ります。この折ったラインの所にポケットを作りますので、ラインから上
に口布分として4cm取れるように型紙を置きます。
⑧脇側のチョークを入れる

・線を引いた所を折り、チョークを引きます。
・脇側が書けました。
・股下の絞りを取るため、上から約10cmの所に1cm位 しゃくれるように
修正を入れます。
⑨脇を修正する

・内側の修正が終わりました。
・脇を2.5cm広がるように修正します。
⑩股側の型紙にチョークを入れる

*残った生地で他のパーツが取れるかを確認する為に、先程書いた脇側の裾
の折り返し分を確保してから型紙を置くようにします。
・股側のチョークを入れます。
・こちらも同じく2.5cm広がるように修正します。
⑪修正する

・広がりました。
ここでも残りの生地の量を正確に知る為、先に縫い代を取ります。
・股下の絞りを取る為に、先程と同じように上から約10cmの所に1cm
しゃくれるように修正します。
・修正が終わりました。
⑫腰からダーツの下までを切り離す

・ダーツをなくす為、腰から約7~7.5㎝の所で切り離します。
・切り離した型紙を元にして、ダーツ分後ろの中心側がカーブしている
型紙を作ります。
*先程説明したように、ここにポケットを作るので、向こう布4cmが付いた
型紙にしました。
・チョークを入れます。
⑬縫い代を入れる

・パーツが描き上がりましたので、縫い代を描き入れます。
・カットに不要な線を消します。
⑭カットする

・カットしていきます。
・これで裁断が終わりました。
🔳裁断された各パーツ

次回はいよいよ、アイロンワークに移ります。
〈つづく〉