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#358.O脚のパンツの製図

Posted by KINN Tailor on 28.2018 製図の話   0 comments   0 trackback
 今回は、「O脚のパンツの製図」について説明します。

 O脚の方の採寸をする際に気を付けるべき事は、単なるO脚なのか、それ
ともそれに加えて脚が捻れているのか…を見なければなりません。
 私の今迄の経験から言いますと、O脚の場合(程度は様々ですが)、脚が
捻れている事が多く、この「捻れ(ねじれ)」に対応した製図をしないと、色々
頑張ってもパンツが綺麗に落ちない…という事になります。

 「捻れ」には2種類あります。
 お客様に真っ直ぐに立って頂いた時に、つま先が内側を向いていてパンツ
の中心線が外側を向いている
・・・、若しくはその逆で、つま先が外側を向い
ていて中心線が内側を向いている
かを判断します。
 O脚か、またはそれに加えて捻れがあった場合は、次の個所も計るように
します。
・O脚の場合は、膝がどの位離れているかを計る
・脚の捻れがある場合は、パンツの丈(外側)を計る時に裾〜ふくらはぎの
 位置迄を計る


O脚の採寸**

*イラストに描いた三角定規は私の父が作った物で、
 今でも使用しています。



 それではまず、O脚で、脚の捻れがない状態の製図を説明します。
O脚製図**

◎製図をする場合は、前身頃の製図に重ねて後身頃を描きますので、前身頃
 だけ図のように修正
すれば良いという事になります。


 次に、この場合のアイロンワークについては、以下の要領になります。
  O脚アイロン**
◎脚が「O型」な訳ですから、アイロンでできるだけパンツが内側に振れるよう
 に持っていきます。


 次回は、O脚に加えて「脚が捻れている場合」について解説します。

〈つづく〉

  

プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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