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#336.特殊な体形について その壱

Posted by KINN Tailor on 31.2017 採寸の話   0 comments   0 trackback
 今回から、特殊な体形の採寸方法と裁断についてお話したいと思います。

 数種類の特殊な体形をお見せできれば良いのですが、一度に紹介するのは
難しいので、今回は特に上半身に特徴のある方について説明します。

   *   *   *   *   *

 私は採寸をする前に、その方の体形を良く観察するようにしています。
最初は後ろから。次に両側から、そして前から拝見します。

①採寸スタート
1採寸スタート
・肩の高さが左と右とで、かなり違うことがわかります。

②肩の具合-1            ③肩の具合-2
2肩の具合1  3肩の具合2

④肩甲骨
4肩甲骨
・実際に肩や肩甲骨を触って、どれくらい違っているか・・・を感覚として
 掴みます。

 実際に手で触ってみた結果、わかった事は・・・背骨が右に曲がっている
為に右の腕の方が左よりも低い所に付いている…つまり右と左の肩の高さ
がかなり違っている
という事です。他には首が長めである事が特徴でした。

 このような体形の場合、採寸をする際に次の箇所について左右それぞれ
計る
ようにします。
1)オーバーショルダー
2)ブレード
3)前肩
4)斜辺裁断


 首が長い事については、斜辺裁断の寸法を参考にして、首の根本に近い
で調整をするようにします。


 それでは次回から、採寸の様子をご覧頂きながら説明を進めて行きたい
と思います。

〈つづく〉

  

プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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