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#252.ハロウィン

Posted by KINN Tailor on 26.2015 特別な話   0 comments   0 trackback
 日本人はお祭り好きだ…とよく言われますが、その1つがハロウィンでは
ないでしょうか。最近は若い方を中心にまるでブームのように盛り上がって
いますが、恵比寿界隈では随分以前から10月31日は賑やかです。

 私がハロウィンについて知ったのは小学生の頃です。父は本の収集が趣味
だったようで、私達が住んでいた家の二階の廊下は、窓の下がずっと本棚に
なっていてかなりの数の本が並んでいました。その中に子供向けの劇の脚本
が載っている本がありました。その中にハロウィンの記事が載っていて、次
のように紹介されていました。
 ヨーロッパの古い暦では、10月31日が1年の終わりで11月1日からが新年
になり、その日を「万世節」と言って「諸聖人の日」としてお祝いするのだ
そうです。その前の晩には悪魔や死者の霊が集まって来ると信じられていて、
その"魔除けの儀式"として行われていたのがハロウィンである・・・という
ような説明でした。子供の頃に読んだのでこれ以上の詳しい内容は曖昧なの
ですが、集まったお化け達が騒ぐ場面があって、そこで歌う歌詞だけは覚え
ています。
「歌いはやせよハロウィン♪ 踊りはやせよハロウィン♪ 月はなくとも 今宵は
闇の 我らばかりの世界ぞや♪」
というものです。
 読んだ当時の感想は、「へぇ~、こんな行事(・・・お祭りという印象で
はなかった)もあるんだ。世界は広いなぁ」という感じでした。ただ正直に
言ってお化けだらけの夜なんて、物語だとわかっていても何だか怖いという
薄気味悪い印象で、今のように楽しい感じは全くありませんでした。

 それからかなりの年月「ハロウィン」という言葉を耳にしなかったので、
すっかり忘れていたのですが、ここ10年位前からで何となく話題になる事が
多く、「あ~、あの話か♪」と思い出した次第です。
 私の近所でもハロウィンの夜に子供達が仮装をしてお菓子を貰いに行く
というのがすっかり定着したようで、聞くところによると世話役の人が近所
の家を訪問して、子供達が訪ねて良いと了承して下さった家には目印(大抵
はオレンジ色の南瓜の風船のような物)
を付けておくそうです。
 先週六本木に出掛けたのですが、歩道には早くもハロウィン提灯?のよう
な飾り付けやら、パーティの案内らしき物が沢山出ていました。

 今年は31日が土曜日ですので街はかなりの賑わいになる事でしょう。今や
クリスマスイブより盛り上がる日というようですが、私のようにあまり関係
がない者にとっては「夜、外出しない日」になっています。

 そういう我が家にも、なぜかハロウィンの飾り付けが・・・!

かぼちゃ**


  

プロフィール

KINN Tailor

Author:KINN Tailor
服部晋(はっとり すすむ)
金洋服店 2代目店主
10代半ばから父・金生に師事し、洋服作りを修業。
伝統的な裁断・縫製技術を磨きながら日々研究を重ね「斜面裁断」や「プルダウン」など独自の技法を開発。
近年では後進指導のための私塾やセミナーなどを開催する一方で、技術継承のためにDVD制作にも積極的に取り組んでいる。

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